組合設立の経緯

大黒講と称し輪島塗の標準工法を定め価格の抑制を図り、販路の拡大に努めることを申し合わせた。

天保年間(1830年代)に至つてかふく講と改め、業者相互の得意先不可侵の規約を設けた。

明治10年は、かふく講をかふく社と改称し、明治18年には新たに輪島漆器営業者同盟を組織、県令の認可を受げて発足した。

明治33年2月には当時施行された重要物産同業組合法に基づき、輪島漆器同業者組合が設立され、同業団体を吸収し、更に大正5年3月同業組合法の改正によって改組。

昭和15年10月に至って輪島漆器工業組合が設立されこれに併合。
昭和19年7月19日には輪島漆器施設組合が設立され、
これに統合された(註・現組合の創立日とする)。

昭和22年4月、法改正により輪島漆器商工業協同組合に改組し、
更に昭和25年1月には、中小企業等協同組合法に基づき改組して現在に至っている。


組合の概要

名 称  輪島漆器商工業協同組合

設 立  昭和19年7月19日

地 域  石川県輪島市一円

出資金  3,817万円(平成29年3月31日現在)

構 成  * 組合員 118人(平成29年4月1日現在)
     * 役員 相談役若干名 理事14名、監事3名
      (内、理事長1名、副理事長3名、専務理事1名)
     * 事務局 総務、製造、営業の三部体制

役 割  輪島漆器産地において、本組合は他の各漆器関係団体、施設と情報交換、
     交流を密にし、
本組合が業界の中心的立場として輪島塗の啓蒙活動や販売
     
の窓口としての活動を行っている。


組合の施設

本 館 

* 名 称  輪島塗会館
* 建物概要 鉄筋コンクリート2階建て 延べ床面積 997.32u
      
1階 609.02u
      展示販売室、特別展示室、事務室、会議室、トイレ
      2階 388.30u
      資料館1、資料館2、漆器研修室


その他

* 精漆工場
* 地の粉工場
* 駐車場(朝市駐車場)
* 収蔵庫


1 漆器共同販売事業
* 売場本館1階 漆器陳列販売所 出品組合員62人
  組合が受託販売営業 営業時間8時30分〜17時


2 共同購入事業
* 漆の共同購入
* 梱包材料の協同購入


3 共同加工事業
* 漆の精製加工
* 地の粉の製造


4 教育情報事業
* 事業の近代化
* 技術技法の改善に関する研修会の開催
* 後継者育成
* 青年会、婦人会の事業活動奨励
* 業界諸団体との連繋
* 調査、研究事業の実施協カ
* 諸情報の提供


5 需要開拓事業
* 展示会の開催
* 諸団体等が開催する漆器展、物産展に参加協カ
* 組合員が共同で開催、参加の展示会奨励
* カタログ・ポスター・リーフレット等の共同製作
* 刊行物による広告宣伝等


6 輪島塗・資料館事業(本館2階、収蔵庫)
* 輪島塗の古い製作用具、製品、職人生活用具、販売用具等を収集、展示、保存。
  (国指定重要有形民俗文化財)


7 その他の事業
* 日本産漆の生産確保昭和46年度から昭和61年度
  まで漆樹の栽培事業を実施し、以後漆樹保育事
  業を実施中


組合員名簿