漆の成分・葉について
漆は漆の木(樹齢10年以上)からとります。漆の木は日本の北から南にかけて広範囲に生育する落葉樹です。大きいものは高さ10m直径30〜40cm、山の斜面で日当りと水はけの良い所に植えられています。6月中旬に白黄緑の小さな花を咲かせ雌花と雄花があり実をつけます。
6月下旬から11月(180日)まで続ける。漆の木に傷を付けそこから出る樹液(乳白色)が漆です。一本の木から200gの漆液しか取れません。漆かきをする人はシーズン中、一人で約400本の木の作業をします。