輪島塗研究の動機

1つの製品が完成されるまで何回もの工程が100〜130以上もの手間をかけ行っている。
大量の漆を使っている。
輪島にしかない地の粉を下地に使用している。堅くてじょうぶな日本を代表する塗物が作れるのも地の粉のおかげです。
材質が均等で耐温性にすぐれ強い粘りを持った漆器の木地として最良"アテ"(あすなろ)"ケヤキ材"が使われている。
何より時間をかけてくり返し同じ作業を行い、体で覚える修行を重ねた。職人さん達の努力の結晶です。
長い歴史の中で伝統産業として大切に受け継がれてきた。


輪島塗にはとにかく手間とひまをかけて人の手でひとつずつていねいに作られる。人間の腕の見せどころの品物です。


輪島塗は使って心のぬくもり、あたたかさがあります。大事に保管することも大切ですが毎日使って家族の一員として輪島塗を見つめ壊れたら修理してまた使ってほしい。修理できることはとてもすてきなことです。


色々な材料や道具を使うが、ひとつひとつの材料も人の手でたんねんに作られている。


輪島塗は数100回も人の手で大切に扱われ温度、湿度も関係し、自然ともとなりあわせで気候条件のことも考えながら仕事しなくてはいけないとてもたいへんなことです。


私は箱入りむすめ、輪島塗も箱入りむすめ、いい所にお嫁さんに行き大切にされるといいなあ。


輪島塗をひとりでも多くの人のわかってもらい、自分の家にも輪島塗を使いたい。そんな思いになってもらえるよう友達にも語っていかなくてはいけない。

漆ってどんなもの