輪島呂色は
素手が勝負
研いで摺って
艶を上げる技は
どこにも負けん。
呂色とは、輪島塗に艶を出すため、磨き上げる仕上げ工程のこと。表面を柔らかい炭で研ぎ、呂色漆を塗り、磨き上げるという作業を繰り返し、木地のやわらかさや塗りの乾き具合などによって磨き方や回数を変化させる繊細な仕事です。主人の大橋清さんは、輪島では数少ない呂色師の一人で、「輪島塗の呂色にはどこの漆器の産地にも負けない技がある」と自信を持っています。工房では作品や解説用のパネルを使い、その仕事をわかりやすく紹介してくれます。
大橋呂色店
石川県輪島市河井町2-115
TEL: 0768-22-1116
定休日: 日・祝
要予約
時間: 14:00~16:00 ※訪問前に一度ご連絡ください。