かたかったり
やわかかったり
それでも同じ
かたちに削る。
椀の土台をつくる木地師である垣地政利さん。その仕事は、原木をおおまかな椀の形に削った荒型を選び、乾燥させることから始まります。木屑を使って燻すこと3か月。乾燥させることで強くなった荒型をロクロにかけ、椀の形を作っていきます。同じ木でも、外側は柔らかく、内側になるほど堅くなるため、ロクロ挽きには熟練の技と勘が必要です。「ごつい木がだんだん椀の形になっていくのがおもしろいですね」と政利さん。誠実に、正確な仕事をすることに情熱を注いでいます。
垣地椀木地所
石川県輪島市河井町19-64
TEL: 0768-22-6719
定休日: 土・日・祝
要予約
時間: 9:00~17:00