力強さ
やわらかさ
ふたりで歩む
蒔絵師の道
主人の坂本康則さんと奥様の信子さんは夫婦そろって輪島塗に装飾を施す蒔絵師。ともに先代に師事し、技術を学びました。得意な技法は、康則さんが貝殻をあしらう「螺鈿(らでん)」や白い文様として卵の殻をあしらう「卵殻(らんかく)」、信子さんは漆の下の金粉等を炭で研ぎだす「研出蒔絵」とそれぞれ。時代にあったものを作ろうと考え、お二人一緒に工芸品や絵画の展覧会をまわり、絵柄のモチーフのヒントを探すことも。「作り手と使い手が直接話しができるのが楽しい」と、百貨店での実演販売にも積極的に取り組んでいます。
坂本蒔絵工房
石川県輪島市気勝平町1-82
TEL: 0768-22-7284
定休日: 不定休
要予約